徘徊老人・まだ生きてます

徘徊老人の小さな旅季行

2023-01-01から1年間の記事一覧

〔92〕久し振りの山陽路、ちょっと寄り道も(3)吉備路から倉敷、そして福山まで(只今、更新中です)

旧下津井駅と車両 ◎吉備津神社~旧吉備国の総鎮守 旧吉備国の総鎮守。のちに備中国の一宮 「吉備」の名を聞くと「吉備ダンゴ」や「吉備真備(きびのまきび)」をすぐに連想してしまうが、実際に吉備の地を訪れたのは今回が2回目。もっとも、1回目はほとん…

〔91〕久し振りの山陽路、ちょっと寄り道も(2)太子町から岡山後楽園まで

閑谷学校のよく磨かれた講堂内 ◎太子町の斑鳩寺を訪ねる 仁王門 奈良の當麻寺の西には二上山があり、その西麓に太子町がある。こちらがより古い明日香だったと考えられており、奈良の明日香に対し「近つ飛鳥」とも呼ばれている。この辺りも大好きな場所のひ…

〔90〕久し振りの山陽路、ちょっと寄り道も(1)神戸から姫路城まで

下関と言えばもちろんフグ ◎久し振りに山陽路を巡る。帰りは寄り道も 神戸港ハーバーランドからメリケンパークを望む 山陽路にある名所や私の好みの場所には何度も訪れているが、いずれも瀬戸内海沿岸の取材か、あるいは九州・四国取材の途中に立ち寄ってい…

〔89〕よれよれ西国旅(9)奈良盆地を西から東。そして最後は滝見物

大和多武峰・談山神社 ◎奈良盆地を西から東へ 當麻寺の三重塔(西塔) 天川村の旅館で極めて心地よいもてなしを受けた私たちは、奈良盆地にある立ち寄り場所に向かった。「一言主神社」「當麻寺」「大神神社」「山辺の道」「箸墓古墳」「石上神宮」などを想…

〔88〕よれよれ西国旅(8)四国から和歌山、そしてちょっぴり奈良へ~魅力的な川を発見!

紀伊半島の南端~古座川・小川(こがわ)の朝 ◎南海フェリーに乗って阿波から紀伊へ 南海フェリー・徳島港ターミナル 淡路島と四国東半分の旅は昨日で終え、今日は10時55分発のフェリーに乗って和歌山港へ向かい、今度は和歌山、奈良の旅を始める。翌日…

〔87〕よれよれ西国旅(7)山中の寺から鳴門スカイライン、そして最後は鮎喰川

◎太龍寺~二十一番札所・またまたロープウェイに乗る 西日本最長のロープウェイに乗る 太龍寺は高野山の奥の院と建物の配置がよく似ていることから「西の高野」と呼ばれているそうだ。本堂は標高500mのところにあり麓との比高は450mほどあるため「遍…

〔86〕よれよれ西国旅(6)室戸岬方面から徳島県東岸へ~DMVに初乗車も!

室戸岬の岩場から灯台を望む ◎金剛頂寺~二十六番札所 本堂 四国の旅は後半を迎えた。2日後には徳島港からフェリーを使って和歌山に移動し、今度は紀伊半島を巡る旅となる。 四国の旅で欠かすことができない場所はいくつかあるが、そのひとつが「室戸岬」だ…

〔85〕よれよれ西国旅(5)再び徳島、そして高知へ~龍馬には会わなかったけれど

◎別格本山・箸蔵寺に初参詣 箸蔵寺まではロープウェイを利用 金刀比羅宮への参詣は早めに挫折してしまったので、予定が大幅にくるった。当初はこんぴらさんで大半の時間を費やし、その後は一気に南下して徳島県に入り、国道沿いにある名勝にいくつか立ち寄り…

〔84〕調子はどうですか?銚子はいいですよ!!

初めて銚子電鉄に乗った! 落陽を受けて赤く染まる犬吠埼灯台 ◎銚子電鉄に乗る 銚子駅舎を望む 銚子市には何度も足を踏み入れていたが、この地を目的として出掛けたことは一度もなかった。日本一の取り扱い高を誇る銚子漁港や、イセエビ釣りが可能だった黒生…

〔83〕よれよれ西国旅(4)高松から琴平まで讃岐の国を巡る~讃岐うどんは食べなかったけれど

瀬戸大橋 ◎広大な敷地を有する栗林公園を訪ねて 紫雲山を借景とする庭園 栗林(りつりん)公園(国の特別名勝に指定)にはずっと以前に一度だけ訪れたことがあったが、そのときはほとんど時間がなかったためにほんの少しだけ中を覗いただけだった。そこで、…

〔82〕よれよれ西国旅(3)少しだけ逆打ち~そして屋島、高松港まで

金刀比羅宮に通じる高松琴平電鉄(ことでん) ◎大窪寺(八十八番札所)から車で逆打ち 大窪寺の山門 徳島県美馬市の宿を出発。この日は香川県高松市に宿をとっていた。 国道193号線を北上して讃岐山脈に入り、徳島と香川の県境を越えたところで国道377…

〔81〕よれよれ西国旅(2)徳島市街、そして吉野川(というより中央構造線)を遡上

脇町・うだつの町並み ◎吉野川河口にて 眉山としか呼びようのない姿 徳島市街の名所に「眉山(ひざん)」がある。標高290mの低山ではあるが、徳島市街のどの方角からも眉のような姿に見えるため、そう名付けられたとのこと。『万葉集』に「眉のごと雲居…

〔80〕よれよれ西国旅(1)淡路、鳴門、そしてちょっぴり徳島

リヴィエール作『エデンの園』の一部分 ◎18泊19日の旅に出る 明石海峡大橋を淡路SAから眺める 体はすっかりヨレヨレになりながらも、心はまだまだあちこちに寄れ寄れと叫ぶため、少し無謀とも思えたものの18泊19日の旅に出ることにした。目的地は西…