徘徊老人・まだ生きてます

徘徊老人の小さな旅季行

2024-01-01から1年間の記事一覧

〔115〕親不知海岸・糸魚川駅・フォッサマグナミュージアム・月不見の池(只今、更新中です)

天険・親不知子不知海岸 ◎親不知海岸を散策する 海岸線を国道8号線から眺める 親不知・子不知海岸は、北陸本線の青海駅から市振駅までの名称で、このうち、「天険・親不知子不知」として知られる断崖絶壁は約10キロほどの距離がある。親不知駅を起点とし…

〔114〕仁科三湖、塩の道、そして糸魚川へ

松川右岸から白馬三山を望む ◎仁科三湖 木崎湖を望む 私は糸魚川市を目指して北へ進んだ。安曇野、そして高瀬川が開析して造った大町の平地を過ぎると今までの開けた道とは異なり、道の左右からは山が迫ってくる。その先にあるのが、木崎湖(標高760m)…

〔113〕我が心の故郷のひとつ~安曇野を散策

安曇野を象徴する常念岳 ◎久し振りの安曇野 これぞ安曇野の景観 府中から中央道などを使えば3時間足らずで安曇野に出掛けられるので、以前は数年に一度はその温かさに包まれた姿に触れるだけのために訪ねたものだった。10代の頃は何度か黒部ダム(当時は…

〔112〕碓氷峠(めがね橋)、横川(釜めし)、そして妙義山(日本三大奇景)

さくらの里から妙義山を望む ◎碓氷峠のめがね橋を歩く 碓氷第三橋梁~通称めがね橋 昨年の初夏には下仁田町の地質を調べるために群馬県に出掛けた。もっとも半分は神流川での鮎釣りを兼ねていたので、下仁田周辺と妙義山にしか出掛ける余裕はなかった。そこ…

〔111〕柴又・水元公園、そして草加松原へ

寅さんとさくらの像 ◎寅さんの故郷、葛飾の柴又へ 柴又駅 映画『男はつらいよ』を見たのは、1970年8月に公開された第五作「望郷編」が最初だった。もっとも、この映画を見るために映画館に出掛けたという訳ではなく、今は無き「浅草国際劇場」で演歌の…

〔110〕平林寺・野火止用水・清瀬金山緑地公園を訪ねて

大河内松平家廟所 ◎平林寺~松平信綱(知恵伊豆)が眠る禅寺 平林寺大門通りと総門 埼玉県新座市にある平林寺は紅葉狩りの名所としてよく知られており、シーズンになると不信心の人も含めて数多くの見物客が集まる。私も2回、見学に訪れたことがあるが、確…

〔109〕やっぱり、羽州路も心が落ち着きます(4)山形城、立石寺、亀岡文殊、米沢城跡など

この場所で芭蕉は「閑さや~」の句を着想したらしい ◎日本一公園(楯山公園)からの眺め 気宇壮大な公園名 月山を離れ、この日に宿泊する山形市へ向かった。国道112号線を寒河江川に沿って東南東に進み、当初の予定では寒河江市に入り、その地の高台から…

〔108〕やっぱり、羽州路も心が落ち着きます(3)象潟から酒田、そして月山へ

西施像。あまり美人には見えないけれど ◎象潟や雨に西施がねぶの花(芭蕉) 蚶満寺(かんまんじ)にある芭蕉像 「江の縦横一里ばかり、俤(おもかげ)松島に通ひて、また異なり。松島は笑ふがごとく、象潟(きさがた)は憾む(うらむ)がごとし。寂しさに悲…

〔107〕やっぱり、羽州路も心が落ち着きます(2)男鹿の地層や「なまはげ」に触れ、そして秋田市街へ

男鹿ならではの地層が見られる ◎半島の北端にある入道崎を見学 入道崎は半島の最北端に位置する 男鹿半島の最北端に位置する入道崎にやってきた。眺めが良いだけでなく、磯釣り場が点在しており、のちに紹介する名礁の「水島」も存在する。この辺りは潮通し…