徘徊老人・まだ生きてます

徘徊老人の小さな旅季行

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

〔10〕羽田空港周辺を飛び歩く

10代の頃、羽田空港は私の逃げ場だった 京浜島つばさ公園から空港を望む 10代の半ば頃からしばらくは羽田空港に出掛け、展望デッキから飛行機の離発着をのんびりと眺めるということがよくあった。 学校に行くことは、最初の一か月で興味を失った。朝、京…

〔09〕徘徊老人・東急世田谷線散歩

こんなに立派になっちゃって 立派になった電車と夏を彩る花(ニオイバンマツリ) ボロっちい電車といえば、多摩の田舎では南武線、歌の世界では池上線というのが通り相場だった。 南武線は、私の地元を通っているので、幼い頃から何度となく利用している。小…

〔08〕徘徊老人・足尾~渡良瀬川上流紀行

足尾砂防ダムから渡良瀬川が始まる 5月11日は足尾銅山鉱毒事件の転換点の日 1974年5月11日、国の公害等調整委員会は当時の古河鉱業の加害者責任を認め、鉱毒事件の被害者に対する補償金の支払いを命じた。これは、1970年の「公害国会」以来、…

〔07〕徘徊老人・越生~山吹、ツツジ、滝と峠と

越生町には訪ねたい場所がいろいろある 越生は梅林と同じくらいツツジで有名 埼玉県の越生(おごせ)町といえば、まず「越生梅林」を思いうかべる。ここは関東三大梅林のひとつとされている。また、梅の実の生産高でも、越生は埼玉県随一らしい。さらにいえ…